Raspberry Pi 外付けデバイスなしのフルリモートでインストールする方法(2)
続いて、
- フォントの変更
- 日本語入力の設定
を進める。
- フォントの変更
デフォルトでは「直」「反」などが中華フォントになっているので、変更する左上のラズパイアイコン→設定→外観の設定
システム→フォント から Noto Sans CJK JP Lightの10ポイントに変更する
タスクバー→サイズ から 中(24x24) を選択する
続いて、LX Terminalのフォントも変更する
LX Terminalを開き、編集(E) → 設定(S) を開き、PalleteでTangoを選び、背景色を白に変更。全景色を黒に近いグレーに設定。合わせてフォントもNoto Mono Regularの10ポイントに変更する。(お好みで)
変更後のイメージはこちら
- 日本語入力の設定
既にFcitxとMozcはインストール済みだったので、日本語入力起動のショートカットキーを設定する。左上のラズパイアイコン → 設定 → Fcitx を開くと、以下のように英語(US)とMozc(日本語)が表示されている。
かな入力派はkyuridenamidaさんが紹介されているこの設定がベストと思われる。「を」を入力しようとすると「わ」になったり自動で英数字に戻ったりしていたが、入力メソッドの上に日本語(OADG 109A)を設定すると「を」は入力できるようになった。「ー」はシフトキーを押しながら入力が必要で、これは色々設定を変えてみたがうまくいかなかった。
Macのキーボードには「全角/半角」キーがないので、「全体の設定」タブを開き、Zenkakuhankaku をクリックし、Shift + Space に変更する。Shiftを押しながらスペースを押しても反映されない場合は、スペースを押しながらShiftを押す。
(備考1)
MacではCtrl + Spaceを入力文字切替に確保されていて、ひらがな→英字→カタカナ の切替画面が表示される。画面共有(リモート)でラズパイに接続している場合、ラズパイ側がアクティブになっていてもMacの入力切替が優先されるので、ラズパイでの入力文字切替はShift + Space を使用する。(備考2)
FcitxとMozcの違いは、YasuhiroABEさんのQiitaによく書かれている。キーボードからの入力を横取りするプログラムがFcitx、日本語に変換するプログラムがMozcとのこと。実際に画面共有内で日本語と英字を切り替えながら入力するときは、Macの入力文字切替を「英字ーかな入力」にしておく。
続いて必要に応じ、設定 > Mozcの設定 を選択し、基本設定(ローマ字入力・かな入力)やキー設定(MS-IMEやATOK)を変更する。